電子デバイス産業新聞(旧半導体産業新聞)
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2014/10/1(2111号)主なヘッドライン
ソニー、スマートアイグラス
年度内に開発者へ販売、情報を視界に重ねて表示

 ソニー(株)(東京都港区港南1-7-1、Tel.03-5792-1000)は、透過式メガネ型端末「SmartEyeglass(スマートアイグラス)」を開発した。9月19日からソフトウエア開発キット(先行リリース版)の提供を開始するとともに、2014年度内をめどにスマートアイグラスを開発者向けに発売する。
 同端末は、CMOSイメージセンサーや加速度センサー、ジャイロスコープ、電子コンパス、照度センサー、マイクなどの多彩なセンサー機能とスマートフォンとの連携により、テキストやシンボル、画像などの情報を視界に重ねて表示することができる。
 緑色の単色表示であるため、カラーよりも低消費電力でありながら最大1000cd/m²と輝度が高く、屋外などの環境下でもテキストが読みやすく、視認性の高い表示を可能にした。
 レンズ部は、独自のホログラム光学技術により、視野を遮るハーフミラーを使わずに、85%の透過性を持つ厚さ3.0mmの薄型レンズを搭載している。
 なお、一般消費者向けの製品化は「現在のところ未定。さらなるコストダウンなど、ハード面でのインプルーブメントを進め、今後決めていく」とデバイスソリューション事業本部企画管理部門SIG準備室の武川洋統括部長は語る。
 9月19日に行われたスマートアイグラスの体験会では、一部のソフトウエア開発企業が、スマートアイグラスなどのウエアラブル端末を活用したアプリのデモンストレーションを行った。

(以下、本紙2014年10月1日号6面)



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