世界半導体市場、台湾が成長率トップ
TSMC筆頭にファンドリー好調、コロナ影響で車載・産機不調
2020年の世界半導体市場(IDM/ファブレス/ファンドリー/OSATの合算)は前年比15%増の5792億ドルとなった。新型コロナや米中摩擦などマクロ環境が激変するなかで、半導体の重要性がより一層増して力強い成長を遂げた。地域別ではTSMCを筆頭に、ファンドリー勢が高い伸びを示した台湾が成長率でトップとなった。一方で、新型コロナの影響によって需要が減退した車載や産業機器向けを得意とするIDMは、市場全体の伸びを下回る結果となった。
20年は新型コロナによる影響が上期に表面化し、半導体需要が一時的に減退。しかし、その後はリモートワークや在宅勤務などのWFH(Work From Home)、オンライン学習や巣ごもりニーズによって、データセンターや電子機器の需要が拡大した。下期以降はその勢いがより加速して、そのまま21年に突入している格好となっている。
こうした恩恵を余すことなく受けることができているのが、台湾半導体産業だ。ファンドリー世界最大手のTSMCは20年に前年比3割の大幅な成長を遂げたとともに、UMCやパワーチップ、ヴァンガードなどの中堅ファンドリー企業の躍進も目立っている。300mm以上に200mmの需要が旺盛で、パソコンやスマートフォンなどの電子機器生産の拡大によって、ディスプレードライバーICやパワーマネジメントICなどの供給が非常にタイトになった。
(以下、本紙2021年5月6日号1面)
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