電子デバイス産業新聞(旧半導体産業新聞)
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2017/1/19(2228号)主なヘッドライン
家庭用ロボット、日韓大手が参入  
スマート家電のハブ機器に

 コミュニケーション機能を持った家庭用ロボットの開発が活発化してきた。1月5~8日に米ラスベガスで開催された家電見本市「CES2017」では人工知能(AI)をテーマにした発表が目立ち、そのなかでパナソニックやLG電子といった大手電機メーカーが家庭用ロボットの開発を発表した。主にスマート家電と連携する家庭用のIoTハブ機器としての役割を想定しているもようだ。
 パナソニックは、人とのコミュニケーション機能を持った家庭用ロボット(写真)を開発・試作した。最大直径29cmの「たまご型」の筐体に、同社のセンサーやナビゲーション技術などを搭載。ネットワークに接続し、利用者が声で指示することで、ロボットが様々なサービスを提供する。その1つとして内蔵したプロジェクターを活用し、映像を壁などに投影することができる。最大時速3.5kmで走行でき、対応言語は英語のみ。今後はデザインや機能のさらなる高度化を図っていく。
 LG電子は家庭用ロボット「HUB Robot」を発表した。声で音楽の再生やアラームの設定、天気情報の取得などができ、スマート家電との連携も想定している。ロボットには顔の役割を果たすディスプレーが搭載されており、様々な表情を表示し利用者に親近感を与える。

(以下、本紙2017年1月19日号1面)



◇ 国内四輪車生産 16年11月度、前年比1%減の84万台、
  大手6社の国内販売は増加
◇ ルネサス、車載MCUの新製品、中長距離レーダー向けに
◇ SCREENホールディングス、外観検査技術を開発、自動車基幹部品向け
◇ 東大と東工大、n型で強磁性を実現、III-V族の混晶半導体で
◇ FOVE、VR端末の出荷開始、本体カラー「白」限定へ
◇ NTTエレと古河電工、光部品で合弁会社、相互生産体制を整備へ
◇ 東レ、低誘電の新型フィルム、データ転送3割速く
◇ 図研、中計の進捗を発表、M&Aも視野に
◇ 加賀電子、ベトナムにも進出 EMS事業を拡大
◇ サムスン電子 10~12月期、営業益9兆ウォンに、半導体が牽引役に
◇ マイクロン 9~11月期、営業利益が大幅改善、メモリー市場の回復で
◇ ジェネシス、昆山工場を売却へ、LED価格下落受け
◇ BOE、綿陽の6G工場着工、有機ELで19年稼働開始
◇ Kopin、中国企業と関係強化、ゴアテック、レノボと提携
◇ Lumus、3000万ドルの出資獲得、AR事業を拡大へ
◇ 16年のPV世界導入量、中国急増で5割増加、17年は8%減を予想、
  Mercomグループ調べ
◇ ネオソーラー、生産体制を大幅再編、東南アジアに工場新設
◇ ファースト・ソーラー、新型PV投入前倒し、製造コストを4割低減
◇ 東京電機大学、新型正極材を発見 高容量化に寄与
◇ 東レ 半導体用ポリイミド、再配線用途に軸足、パネル対応製品も開発中
◇ ウエハーワークス、鄭州で200mmウエハー、18年に月産5万枚
◇ プロトラブズ合同会社、ハードメタルを国内で切削加工
◇ Superflex、960万ドルを調達、衣服型製品の開発強化
◇ ワンウェブ、SBGらが出資、衛星通信事業を加速
◇ 日立製作所、100細胞を同時解析、新開発の小型チップで
◇ LiveRidge、高齢者の見守りにIoT技術を活用
◇ オムロン、人感センサーを開発、スマートビルに貢献
◇ 日本電波工業、新型の水晶発振器 小型・高精度追求
◇ IDEMAジャパン、クォータリー・セミナー、HDD市場展望 1月27日に開催
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