電子デバイス産業新聞(旧半導体産業新聞)
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2012/10/17(2011号)主なヘッドライン
化学物質規制、米国で新法案が浮上
カリフォルニア州がWTOに通告、「REACHやRoHSより厳しい」

 年々厳しさを増す半導体業界の化学物質規制。REACHやRoHSといった現行の規制に加え、新たな規制が米国で誕生しようとしている。それが、カリフォルニア州法として成立に向けた動きが進んでいるSafer Consumer Products Regulations(SCPR)だ。自動車の排ガス規制などについて世界でもっとも厳しい規制を課しているカリフォルニア州がこの法律を成立させれば、電子機器業界へ大きな影響を及ぼすことが必至。中国版RoHSに加え、電子機器業界は新たな「頭痛の種」を抱えることになりそうだ。

 「欧州REACHにおける化学物質規制は、これを含有した製品が廃棄されたときの問題を指摘したものだ。だが、この州法の意図は、今の段階では何とも理解しがたい。カリフォルニア州で電子機器を売ったり、製造してはならないということに相当しないか」。
 半導体メーカーの環境対策責任者がこう話すように、SCPRがメーカーに求めようとしている化学物質規制は非常に厳しい。この法案はカリフォルニア州有害物質規制局(Department of Toxic Substances Control=DTSC)が策定したもので、7月にDTSCからWTOへ通告があったことで、成立に向けた本気度が電機・電子業界を騒然とさせた。




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