電子デバイス産業新聞(旧半導体産業新聞)
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2015/10/29(2166号)主なヘッドライン
ロジック/ファンドリー投資、「ビッグ3」、視線は10nmへ
16年に月産11万枚以上に、微細化周期変化で足元低調

 ロジック/ファンドリー投資は、足元で16/14nm世代の生産が本格的にスタートするなか、半導体大手3社のインテル、サムスン、TSMCの視線は早くも次世代の10nmに移行している。すでに、2017年からの本格生産に向け、戦略的な開発・設備投資を開始しており、16年末には業界全体で月産11万枚以上の生産キャパシティーが期待できそうだ。一方で、スマートフォンをはじめとする最終製品の低迷や微細化サイクルの長期化から、足元の設備投資環境は軟化傾向にあるため、製造装置・材料各社はより一層、10nmの立ち上がりに期待を寄せる状況となっている。現状の投資環境の整理と、今後のロジック/ファンドリー市場を展望する。

 現状の最先端プロセスである16/14nmは、米アップルが9月に販売を開始した「iPhone 6S」から本格的に実製品に搭載され始めている。今回から、ファンドリーのマルチソース化が図られており、TSMC、サムスン電子がそれぞれ供給している。16/14nm需要の約6割をアップルの「A9」が占めるなか、中国ファーウェイ傘下のハイシリコン(海思半導体)、そして年末から本格化する見込みの米クアルコムの「Snapdragon 820」がこれに続き、同プロセスの需要を支える存在となる。

(以下、本紙2015年10月29日号1面)



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◇ 近畿総合通信局、次世代ITSセミナーを開催、日産やトヨタが取り組み報告
◇ 日立など3社、衝突防止技術を開発、歩行者の行動変化を予測
◇ 日産と三菱自、次期軽自動車も協業、NMKVの機能強化へ
◇ ボルボ、17年に新小型車投入、新アーキテクチャー導入
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◇ アプリックスIP、CEATECで実演、IoTソリューション
◇ パナソニック、消費電力を20%削減、ブラシレスモーターIC
◇ シャープ、モバイルロボ電話 16年前半に発売
◇ TSMC 7~9月期、売上高は3%増、16nmが売上寄与
◇ クリー 7~9月期、LEDの売上回復、2四半期連続で赤字に
◇ クアルコム、サーバー用SoC サンプルを出荷
◇ 図研、EDA戦略を公開、買収事業のサポートも強化
◇ 大日本印刷、透明FPC基板量産、LED表示器用などに
◇ LG化学 有機EL照明、LGDに事業譲渡、素材事業に集中特化
◇ マイクロニック 7~9月期、マスク描画機が堅調、受注残 高水準を維持
◇ 大日本印刷、新フィルムを開発、車載液晶の視野角制御
◇ タッチターンズ、フレキシブルな3Dタッチ技術
◇ 東京ガス、水素STの展開加速、東京、埼玉にオンサイト型
◇ ヘレウス、村田から特許取得、PVペーストを強化
◇ テスラモーターズ、UNLVと連携 電池分野で協力
◇ NEC ES、米電池企業と協業 次世代電池開発へ
◇ ニューフレアテクノロジー、電中研が成果発表、SiCエピ装置を活用
◇ ASML、新型液浸を出荷 毎時275枚処理
◇ ローツェ 3~8月期、大幅な増収増益 装置販売が好調
◇ 日機装、エンジン部品を供給、川重にエアバス新型機用
◇ 南カリフォルニア大学ら、記憶障害を改善、埋め込み型電極アレイで
◇ リシンク・ロボティクス、本格販売を開始 単腕産業用ロボ
◇ 台湾嘉碩科技、車載SAWで存在感、村田製作所と戦略的提携
◇ 日東電工、新ネオジム磁石開発、有機材で結晶の配向制御
◇ 村田製作所、医療用MLCC インプラント向け
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