電子デバイス産業新聞(旧半導体産業新聞)
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2015/9/10(2159号)主なヘッドライン
中国企業 海外エレキ「爆買い」
JCETがOSAT上位に、マイクロンやマーベルにも提案

 中国のGDPは日本の2倍の10兆ドル(約1200兆円)に拡大し、中国人旅行者の「爆買い」現象が世界を席巻するようになった。中国政府は官民一体でセット機器の組立から先端デバイス製造へと産業構造の転換を急いでいる。「中国に足りない技術は金の力で買ってしまおう」と言わんばかりの勢いで、チャイナマネーが海外エレクトロニクス企業の買収を加速している。

 円安による割安感が空前の訪日需要を導き、日本を訪れる外国人旅行者は2014年に過去最高の1341万人(前年比29%増)に増加した。そのうち中国人旅行者は前年比83%増の240万人に急増。1人あたりの旅行支出は23万円と、他国より突出して高い。日本の消費税の免税対象となる電気炊飯器や温水洗浄便座などの家電製品や装飾品、医薬品、食料品を購入する外国人旅行者の消費額は年間2兆円を超えた。特に中国人旅行者は5583億円を消費し、中国人による「爆買い」が日本経済に大きなインパクトを与えている。
 中国はWTO(世界貿易機関)加盟から十数年、高度経済成長を続けた。GDPは00年の8.9兆元(初めて1兆ドル突破)から、14年の63.6兆元(初めて10兆ドル突破)に年率15%で拡大し、ついに日本の2倍に拡大した。さらに第2次安倍内閣に入って、対円人民元為替は最大4割高に進行した。海外輸出には不利に働いたが、輸入や企業買収には追い風だ。あり余る資金力を持つチャイナマネーが、海外の有力エレクトロニクス企業の大型買収を仕掛けてきている。

(以下、本紙2015年9月10日号1面)



◇ 15年の半導体設備投資、612億ドルで前年割れ、ロジック低迷で下ぶれ
◇ タンケブルー、SiCウエハー、6インチ提供開始へ、北京に新工場を建設
◇ SPIL、鴻海精密と資本提携、ASEのTOBに対抗
◇ アップル、新竹に試作工場、FPD 4.5Gライン整備
◇ NXPセミコンダクターズ、中国投資会社と連携、情報系と駆動系で事業拡大
◇ パイオニア、走行センサー実証へ、18年以降に製品化狙う
◇ ZMP、エヌビディアと自動運転で協業
◇ パウデック、GaNパワーデバイス、低コスト化に成功、サファイア基板採用で
◇ セイコーNPC、ラインアップを拡充、光エンコーダー用IC
◇ 安川電機、高効率電力変換 SiCを搭載
◇ ラムバス、ファブレスへ業態転換、サーバー用チップを投入
◇ クリー、LED事業を再編、工場集約で生産能力縮小
◇ ソウルバイオシス、米社の経営権を取得、UV-LED量産加速
◇ JCET、スタッツ3工場を再編、運営体制見直しに着手
◇ CMK、車載は下期回復へ、タイで能力増強投資も
◇ メイコー、80億円強の減損損失、人員削減などリストラへ
◇ AT&S 15年度計画、売上は7.3億ユーロ、重慶でPKG基板投資
◇ LGディスプレー、有機ELに1兆円投資、韓国政府も後押し
◇ シーマナノテック、鴻海と合弁会社設立、大面積タッチを量産へ
◇ 三菱化学とパイオニア、低コスト有機EL 3サイズを新開発
◇ アセント・ソーラー、中国工場の建設断念、8月にJV解消
◇ 信州大、PV解体技術を開発、セル、ガラスなど回収
◇ PV発電所再生事業、CO2Oが本格参入、発電保証サービスも開始
◇ ギガフォトン、DUVでシェア5割超、事業戦略転換が奏功
◇ HCセミテック、クリスタランド買収、サファイアとLED一貫製造
◇ タツモ 1~6月期、売上高は7割増に、収益改善で黒字化
◇ エスケーエレクトロニクス、ヘルスケア分野を強化、ウエアラブルロボを展開
◇ 大阪大学ら、対話型ロボット開発、研究基盤として活用
◇ ボーイング、インド航空機市場 20年間で約30兆円
◇ THz帯向けワイヤーグリッド、オリジンが商品化、消光比を2桁改善
◇ アルプス物流、国内物流拠点を整備、九州など西日本地域強化
◇ 太陽誘電、10月から販売開始、エルナー製アルミ電解コン
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