商業施設新聞
新聞情報紙のご案内・ご購読 書籍のご案内・ご購入 セミナー/イベントのご案内 広告のご案内
2025/7/15(2604号)主なヘッドライン
イトーヨーカドー跡地 2025
後継店舗が続々決定、ロピアや新商業施設など


イトーヨーカドー跡地が続々と開発されている
クリックして拡大
 大量閉店を行っていたイトーヨーカドー(IY)跡地が続々と開発されている。(株)OICグループの新商業施設「CiiNA CiiNA(シーナシーナ)」やスーパーマーケット(SM)「ロピア」の進出が目立つほか、後継テナントが決まるなど動きは早い。2025年2月期に閉店したIY店舗跡地の状況を追った。

■ロピア含むOICグループがIY跡地に続々
 IYの直近5年の閉店数は、21年2月期8店、22年2月期4店、23年2月期2店、24年2月期3店、25年2月期31店の48店(店舗の分割やスクラップ&ビルドのための閉店含む)で実施、21年2月期に132店だった店舗は25年2月期に92店となった。なお、16年2月末には最大182店を展開していたため、16年2月期比で店舗数は半減した。
 一方、跡地の活用は着実に進んでおり、過去には物流施設や再開発用地となる例もあったが、スタンドアローンタイプの店舗は幹線道路や駅前など商業適地であることが多く、ショッピングセンター(SC)の「ビバモール蕨錦町」(埼玉県蕨市)、「ヒタチエ」(茨城県日立市)、「ルビットタウン刈谷」(愛知県刈谷市)といったように、新たな商業施設へ転換されることが多い。また、テナント出店している際は核テナントである場合が多いため、跡地には集客力のあるSMが後継テナントとなるケースが目立つ。
(以下、本紙2025年7月15日号1面)




関東/中部
三菱商事都市開発、東村山市にNSC新設、ベイシア核で26年夏完成
北海道/東北
大和ハウスリアルティマネジメント、アクロスプラザ大原、最終オープンが来春に、ヨークベニマルは近く発表
近畿/中国
京阪HD、三条駅周辺プロジェクト、都市計画提案書を提出、延べ約2.7万m²の規模
九州/四国
MARK IS 福岡ももち 24年度、売上高195億円を記録、来館者数も過去最高更新
街づくり/都市開発
南海電気鉄道ら、なんばに28階建てビル、商業、ホテルを導入予定
小売業界動向
AOKI HD 26年3月期、ファッションで出店17店、ORIHICA強化を継続
ロジスティックス
Amazonと三菱地所、西日本最大FC開設、延べ12万m²で8月に稼働
店舗・施設関連
エービーシー商会、塗り床材に新工法、防カビと耐候性を追加
ホテル&サービス
星野リゾート、界 宮島を26年夏開業、54室で広島県初進出
外食産業動向
SRS HD 26年3月期、新規75店の出店計画、主力は新商圏で店舗拡大



開店フラッシュ
三井ショッピングパーク ららテラス川口
開店フラッシュmini
梅田ロフト
特別インタビュー
御殿場プレミアム・アウトレット 支配人 加藤健太氏
インタビュー
地主(株) 代表取締役社長 西羅曜旦氏
三協立山(株)タテヤマアドバンス社 社長 東一郎氏
経営者の目線 外食インタビュー
(株)ドトール・日レスホールディングス 代表取締役社長 星野正則氏
サイト内検索