商業施設新聞
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2022/8/2(2456号)主なヘッドライン
栄、名古屋の開発牽引、錦三丁目など案件集中
名駅は開発に足踏みも

栄地区では特に開発が集中する
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 中部地方の最大の都市である名古屋市で、新たな賑わいが生まれようとしている。栄地区では「(仮称)錦三丁目25番街区計画」がついに本格化。パルコによる高級商業施設やコンラッドの導入が発表された。栄地区ではほかにも開発が集中し、賑わいは増していきそうだ。対して名駅地区ではリニア中央新幹線のスケジュールが不透明なため、商業開発は足踏み状態。この間、栄がどのように発展していくかなど、エリア間競争も注目される。

■栄に高さ211mの新たなランドマーク誕生
 名古屋市の人口は、2022年4月に231万7985人を記録し、中部最大の都市として知られる。名古屋市内は、JR名古屋駅などを含む「名駅地区」と、名古屋市営地下鉄の栄駅や名鉄瀬戸線の栄町駅を含む「栄地区」の2地区が商業開発を牽引する。
 このうち、特に勢いがあるのは栄地区だ。栄地区は「名古屋三越 栄店」や「松坂屋名古屋店」が立地し、「名古屋PARCO」も営業するなど、名古屋随一の繁華街を形成している。加えて、19年に地下街の「サカエチカ」がリニューアルし、グランドオープン。さらに20年には三井不動産が「Hisaya-odori Park」を開業し、公園+商業施設として賑わいを創出した。このほか、地下街「セントラルパーク」がリニューアルオープンするなど、商業施設の新設や改装が活発化している。

(以下、本紙2022年8月2日号1面)




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