商業施設新聞
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2021/6/8(2398号)主なヘッドライン
京都ホテル動向、コロナ禍も開発に勢い
「高級」と「再生」が軸、帝国など御三家も出店


帝国ホテルが計画する「新・弥栄会館」のイメージ
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 コロナ禍でホテル業界が苦境にあえぐ中、京都ではホテル開発が盛んだ。中でも高級路線を歩むホテルと、宿泊特化型ホテルを再生して新たな価値を提供するホテルの開発が進む。高級路線ではヒルトンなど外資系のほか、日本の帝国ホテルなど御三家が新規出店を表明。他方、宿泊特化型ホテルではオペレーション(ホテル事業者)チェンジが活発で、星野リゾートやソラーレホテルズアンドリゾーツなどが既存ホテルを改修し、新ホテルの開業を発表している。日本でも大規模なワクチン接種が始まり、ウィズコロナからアフターコロナへ移行する中、京都のホテルには何が求められるのか。

■20年の客室稼働率は35.8%、乱高下する市場
 (公社)京都市観光協会および(公財)京都文化交流コンベンションビューローは、京都市内の主要ホテルにおけるマーケティングデータを調査し、その結果、2020年の延べ宿泊客数は前年比61.2%減、客室稼働率は35.8%となったという。
 延べ宿泊客数は新型コロナウイルスの影響で、外国人宿泊客数がゼロの状態が続き、日本人宿泊客数も減少。客室稼働率は11月に63.2%まで回復したものの、前年同月比は25.0ポイント減と大きく落ち込み、結果的に17年から4年連続で下落となった。そのため、京都市内の宿泊施設数は、20年に「アリエッタホテル京都」や「エースホテル京都」など518施設の新規開業があった一方で、580施設が廃業となり、合計数は初めて減少に転じた。

(以下、本紙2021年6月8日号1面)



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