商業施設新聞
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2020/3/24(2338号)主なヘッドライン
未来の店づくりが加速
RFID、ビーコン導入進む 在庫管理や人流分析効率化

RFIDの実証実験店にはタグを貼り付けた商品が並んだ
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 未来の店づくりが加速している。IoTやAIを活用したもので、特に注目されているのが、顧客の消費行動などをビッグデータとしてデータ化し、マーケティングへ活用する試みだ。このため、データを集めるRFIDやビーコンの活用、そしてそれを分析するAIの導入が進められている。こうした未来型の店づくりは人手不足解消やマーケティングの深化に応用できることから、最先端テクノロジーの導入は、小売り事業者やデベロッパー・施設運営者だけでなく、消費者にとってもサービスや利便性の向上など大きな利益をもたらすものになると期待される。

■コンビニ、ユニクロ、SCでRFID導入進む
 小売店舗や商業施設においては様々な新技術の導入が図られている。この背景としては、少子化・人件費の高騰からくる省人化需要がある。さらにはこれにとどまらず、ビッグデータを用いたマーケティングや価値創出のため、様々なIoT技術の導入が模索されている。
 これらの筆頭として挙げられるのがRFIDタグだ。RFIDタグとは電波に反応し情報を読み書きできる小型のICタグで、これを使うことでレジではタグに記録された価格データを電波で読み取りレジ打ちの手間を省略、ウォークスルー決済も可能にしている。また棚卸しなど、検品が必要なオペレーションでも有効だ。それだけではなく、商品棚にアンテナを設置し、店舗の在庫や賞味期限状況のリアルタイムでの把握も可能にする。

(以下、本紙2020年3月24日号1面)



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