商業施設新聞
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2020/1/14(2328号)主なヘッドライン
今が旬! 活況の生鮮専門店
“集客装置”の期待高まる、SM出店型など多様化

九州屋ららテラス武蔵小杉店
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 食のニーズの高まり、ライフスタイルの変化などによって、青果・精肉・鮮魚の生鮮専門店が活況だ。デベロッパーは食物販強化を打ち出すため、集客装置として生鮮専門店に大きな期待を寄せる。売り場の充実を図るため、既存のスーパーマーケット(SM)店舗に加えて、生鮮専門店を配置した生鮮ゾーンを展開が一般的だが、最近ではSMの生鮮売り場に生鮮専門店がコーナー展開するなど出店形態も多様化している。かつては「ちょっといいものが欲しい時」「ハレの日」など使われ方が限定的だった部分もあるが、今日では商業施設に不可欠なテナントとして定着。さらに業態としても進化し、大きな可能性を秘める生鮮専門店の動向を探った。

■多様な選択肢
 近年のショッピングセンター(SC)における食品ゾーンは、生鮮品も扱うSM+専門店という構成が一般的になってきた。ライフスタイルの多様化などで、顧客は店や時間の使い分けを考えるようになり、例えばデイリーユースや時短で食事を済ませたいときは通常のSMを、一方で、人を招くときやハレの日などは少しこだわった専門店という使い分けが主流となっている。また、すべてが高品質な高級SMよりも、魚だけ・肉だけなどメーンとなる食材だけこだわりたいという層にも対応するなど、顧客に多様な選択肢を提供している。

(以下、本紙2020年1月14日号1面)



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