商業施設新聞
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2019/9/10(2311号)主なヘッドライン
拡大するコインランドリー
4万店へチェーン積極出店、利用率向上が成長のカギ

インランドリー各社は積極出店をする(写真はWASHハウスの店舗)
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 コインランドリー店舗が拡大している。これまで何度かのブームを経て、現在、全国で2万店程度に達しており、少なくとも4万店の市場が見込めるという。現状、個人運営によるコインランドリーの店舗数が圧倒しているが、店舗運営やシステム化などチェーン展開によるメリットが出始めており、今後の4万店に向けてM&Aが進む余地がある。さらなる拡大には利用率の向上が大きなカギといえる。

■チェーンで運営を効率化
 近年、コインランドリー市場が伸長した背景として、共働き世帯の増加による、家事負担の軽減ニーズの高まりがある。さらには布団や毛布を丸洗いできることに加えて、ハウスダストも除去できるメリットも利用者を増やしている。
 かつてのコインランドリーは、銭湯の横などに設置され、単身者や学生が利用する「暗い」「汚い」「狭い」場所というイメージが強かった。しかし、今日では明るい色彩の外観に目立つファサードを構える店舗が増え、「きれい」「明るい」「安心」を訴求している。
 以前は洗濯機器メーカーや販売店が設備と屋号をセットで販売し、個人事業主が土地活用で始める事例が多かった。清掃や機器の不具合などのトラブルも個人で対応していたが、チェーンの登場により、オペレーションをシステム化。また清潔さの維持にはこまめな清掃が不可欠だが、これも効率の良い人員配置やオペレーションで対応している。

(以下、本紙2019年9月10日号1面)



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