商業施設新聞
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2018/7/31(2255号)主なヘッドライン
ギャザリング型ホテル広がる
ラウンジなど“集い”で価値、地元住民も取り込み

エースホテルには旅行者だけでなく、地元の人も集まる(写真はニューヨークのエースホテル)
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 ホテルの形が変わりつつある。これまでホテルを利用する目的は、リゾートなどを除いて「寝ること」だった。しかし昨今、米国のエースホテルをベンチマークしたような「集う場」としてのいわゆる「ギャザリング」型ホテルが存在感を増している。2019年末にはそのエースホテルが日本に上陸するほか、スナックを導入して地元住民と旅行者をつなぐ施設も誕生する。競合が増え続ける中、ホテルの個性にも注目が集まる。

■川崎市に巨大ラウンジ導入ホテル誕生
 川崎市で6月に開業したThe WAREHOUSEが“超拠点型”として異彩を放っている。同施設はビジネスホテルの「東急REIホテル」を主体とし、多摩川沿いの90mに面するなど1フロアが広い。驚くべきは1階のほとんどをカフェやラウンジに充てていること。ラウンジだけでも130席を設け、別途カフェもあるため、見渡す限り人が集まる空間だ。
 実は、同ホテルはライフサイエンス産業・研究機関に囲まれており、周辺には出張者や就労者が増えていく。これらの人が会議、デスクワーク、セミナーなどのビジネスができるように広いラウンジやカフェを設けた。

(以下、本紙2018年7月31日号1面)



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