人口減、リアルにおける消費の減退などの課題が浮き彫りになり、各地でエリア間競争が進む。そうした中、街づくりの新しいキーワードとなりつつあるのが、医療・介護だ。千葉県旭市の「イオンタウン旭」や大阪府吹田市/摂津市の「健都」など、医療を特色にした街づくりが各地で進んでいる。さらに昨今は、開発用地として病院跡地にも注目が集まっている。国の方針の結果、病院跡地がじわり増えており、こうした場所の開発においても医療・介護を導入した次世代の街づくりが進みそうだ。
商業施設新聞2475号(2022年12月13日)(1面)