商業施設新聞はスーパーマーケット(SM)、ドラッグストア(DgS)、コンビニエンスストア(CVS)、百貨店、ホームセンター(HC)、アパレルの主要6業界、大手の2020年2月期売上高をまとめた。対象16社においては10社が増収となり、特に近年好調なDgSはウエルシアホールディングス(HD)、スギHDがいずれも前期比11%増と高成長を見せた。また食品や日用品などの生活必需品を扱うSMやCVSを含め、業界は堅調に推移した。一方、百貨店はJ.フロントリテイリング、高島屋は増収とするも減益、アパレルもしまむら、アダストリアは前期比で減収となるなど、天候不順や増税、そして期末ごろからは新型コロナウイルス感染拡大の影響がじわり出始めた。
※商業施設新聞2343号(2020年4月28日)(1面)