みなとみらい(MM)21地区の新規開発が最終章に突入した。30年以上にわたって進めてきた街づくりは多くの機能が集積し、観光客やビジネスマン、買い物客など様々な来街者を集めるまでに成長。2014年の来街者は前年比6%、400万人増の約7600万人を記録した。今後、市では最後の空白地となっているMM線の新高島駅周辺開発へ取り組むとともに、移転が決まったマリノスタウン跡などの大型案件を整備し、街づくり第1段階の完成を目指す。一方、以前に建設された施設は老朽化が進んでおり、施設のリニューアル、更新などを通して街全体のさらなる活性化を進める。
※商業施設新聞2105号(2015年8月11日)(1面)