「新静岡セノバ」は、フレックスタイム制度、全館休館日とは別に休暇を取得できる制度など独自のES(従業員満足度)施策を進め、話題となった。同様の取り組みも増えてきたが、本紙が2022年、商業施設運営事業者などを対象に実施したアンケートでは94%がフレックスタイム導入に否定的だった。しかし時代が変わり、働き方改革や人手不足解消は待ったなしだ。採用率向上にはなかなかつながらないなど難しい現実もあるが、生き生きと働いてもらう施策は商業施設の価値向上には欠かせない。最新のESを探る。
商業施設新聞2545号(2024年5月14日)(1面)