商業施設新聞は、小売6業界大手の2024年2月期業績をまとめた。インバウンドの増加や人流の回復が進み、J.フロント リテイリング(JFR)の大丸松坂屋百貨店、高島屋ともに免税売り上げが過去最高となるなど絶好調で、アパレル業界も業績が伸びた。一方で、ドラッグストアは積極出店もあって売上高を伸ばしているが、減益する企業も出た。スーパーは事業継承など再編が進んでおり、コンビニは好調なものの次世代に向けた取り組みも増えており、店舗の形態などが変化していきそうだ。
商業施設新聞2543号(2024年4月23日)(1面)