すべてがネットにつがなるIoT実現のカギを握る第5世代移動通信システム(5G)本格普及、あらゆる現場に投入されるロボットやレベル3以上の自動運転への実現は、高性能半導体がキーデバイスとなり、開発、設備投資、生産が活発だ。2020年の世界半導体市場はプラス成長が見込まれ、国内でも主要工場の新増設など大型設備投資が見込まれる。それに伴い、新たな雇用創出、消費刺激が期待され、コロナでダメージを受けた店舗、商業施設関係者は熱いまなざしを送る。製造業もコロナ禍で明暗が分かれるが、そのなかにおいて活発な半導体市場への期待値は高い。
※商業施設新聞2364号(2020年9月29日)(1面)