(株)レナウンが民事再生手続開始の決定を受けた。また、2020年度に(株)オンワードホールディングスは700店、(株)三陽商会は約150店を閉鎖する計画であり、百貨店を主販路とする企業は厳しい時代を迎えている。ショッピングセンターを主戦場とする企業も必ずしも好調とは言えず、さらに年明け以降は新型コロナウイルスの影響が直撃し、20年4月の既存店売上高が前年同月比9割減となった事例もある。アフターコロナ時代では、ECの普及が一層進む可能性もあり、環境が激変する中、アパレル各社はどのように生き残りを図るのか。
※商業施設新聞2347号(2020年6月2日)(1面)