商業施設新聞
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No.1077

二郎系ラーメンの「コール」を学ぶ


北田啓貴

2026/10/20

 大阪支局が入居するビルの近くにいわゆる『二郎系ラーメン』がある。仕事終わりに無性に食べたくなり、立ち寄った。店の前には、野菜増しなどの「コール」をしたラーメンの完成写真が掲載されている。さっそく席に座り、店主から「ニンニク入れますか」「入れません」というやりとりがあったのだが、提供されたラーメンを見て「おや?」となった。野菜などのトッピングが増されていないラーメンが提供された。どうやらニンニクを聞かれたときにトッピングのコールをするという流れだったらしい。野菜増しが食べたかったのだが、時すでに遅し。

10月3日にオープンした「ラーメン荘 地球規模で考えろ サン」
10月3日にオープンした「ラーメン荘 地球規模で考えろ サン」
 後日、京都市でオープンした二郎インスパイア系ラーメン店「ラーメン荘 地球規模で考えろ サン」を取材した。同店は(株)THANのグループ会社である(株)ゼンマシが展開する飲食ブランド「ラーメン荘 地球規模で考えろ」の3号店だ。このグループでは、二郎系ラーメン店が独特の注文方法や店舗の雰囲気により、初心者には入りにくい印象を持たれることもあるため、注文時に役立つ「コール表」を提供しているという。そのコール表には野菜やアブラなどのトッピングの量がイラストで示され、どのくらいの量になるのかが一目で分かるようになっており、コールに慣れていない人でも、表を見ながら自分の好みに合わせて注文することができる。私もそのコール表を見ながら、落ち着いて注文することができた。

 そして先日、リベンジを果たすため、再び大阪支局が入居するビルにある二郎系ラーメン店を訪れた。店主から「ニンニク入れますか」と聞かれ、今度は忘れずに「野菜増し、アブラ増しで」と注文することができた。失敗を乗り越え、ようやく食べたかった一杯にたどり着けた。ラーメン荘 地球規模で考えろ サンで見たコール表の工夫を思い出しながら、二郎系ラーメンの楽しみ方を改めて実感している。
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