東京、京都、大阪などでラグジュアリーホテルの拡大が知られる一方、宿泊特化型ホテルの動きも活発になってきた。コロナ前、エリアによっては宿泊特化型は供給過剰と言われ、ホテル需要が旺盛となった今も客室面積やサービスに限りがあるためラグジュアリークラスのようには価格が上げられないとの指摘もある。ただ、特徴的な業態、上質なブランドなどは需要があり、価格も上昇傾向だ。外資系もラグジュアリークラスのホテルだけでなく中価格帯のブランドも拡大する動きがある。直近の宿泊特化型ホテル・中価格帯ホテルの動向を追った。
商業施設新聞2539号（2024年3月26日）（1面）