タイの流通産業(卸売り、小売り)は、国内総生産(GDP、2012年に4兆8980億1900万バーツ、1バーツ=約3円)に対する構成比率で12年に13.6%、産業別人口構成比で15.6%を占めた。こうした状況においてバンコク首都圏では、住宅開発増加に伴う近隣住民を顧客対象にした大型商業施設とコミュニティモールの開発が増えており、郊外大型ショッピングモール「メガバンナ」「ゲートウェイエカマイ」などが12年に誕生した。また、幹線道路沿いではコンビニエンスストアとミニスーパーの競争が激化している。
※商業施設新聞2029号(2014年1月21日)(4面)