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2015/8/27(2157号)主なヘッドライン
次期iPhone、「年内1億台」に引き上げ
強気計画も一部で警戒感、マイナーチェンジで弱い訴求力

 米アップルのiPhone次期モデルが9日9日に開催される同社主催イベントで披露されることになりそうだ。当初計画では2015年末までに、部品取り込みベースで7000万台が見込まれていたが、ここにきて1億台近くにまで引き上げられたとの観測も出始めている。一方で、中国をはじめとするマクロ景気の鈍化、モデルチェンジのサイクルからマイナーチェンジ的要素が強いため、慎重論も根強い。今や電子デバイス需要の基盤になったiPhoneを取り巻く市場環境を探る。

 15年のiPhone新モデルは現行機種の「6」から大幅な変更点が少なく、どちらかといえばマイナーチェンジ的要素が強い。ディスプレーサイズは現行機種と変わらず、4.7インチと5.5インチの2種類。変更点としては、メーン(リア)カメラの画素数が1200万画素に引き上げられるほか、DRAMが2GBに大容量化される見込みだ。
 また、新たに「フォースタッチ」と呼ばれる機能が追加される見通し。同機能はすでに「Apple Watch」などに搭載されており、感圧タッチセンサーを搭載することで、画面に加わる圧力の強弱を検知でき、所望の動作を区別することができる。

(以下、本紙2015年8月27日号1面)



◇ パナソニック 電子デバイス関連事業、18年度に売上3000億円、
  センサー、キャパシタ強化
◇ 開発晶照明、ブリッジラックス買収、高輝度LED分野を強化
◇ カネカ 多層グラフェン、本格販売を開始、加速器用センサー材に
◇ テスラモーターズ 4~6月期、販売好調も損失拡大、営業費用増加受け
◇ トヨタ自動車、天津に新ライン建設、18年半ばから新型車生産
◇ 産業革新機構、ベンチャーに出資、テレマティクス強化へ
◇ 湖北省、IC産業ファンド設立、ファブレスなどに資金支援
◇ インフィニオン 4~6月期、売上高は7%増、自動車分野が牽引
◇ 東芝、新生体センサー 9月下旬から出荷
◇ ロジャース 4~6月期、増収増益も市況変調、中国で通信市場が低迷
◇ 黒田電気、車載関連事業を強化、インドなど海外拠点設立
◇ 液晶主要パネル6社 4~6月期、下期の減速感強まる、2期連続で売上・利益減少
◇ イメージン 4~6月期、開発契約が大幅増に、新HMDをCES出展へ
◇ Nanoco、量子ドット材料 照明用にも開発
◇ 昭和シェル石油 4~6月期、PVは営業赤字、数量増も価格下落進行
◇ ハンファQセルズ、米・印でPV供給、インド南部に70MW設置
◇ ソーラーワールド、PERCで最高効率、15年秋にモジュール販売
◇ 中国300mmウエハーPJ、新昇が17年末から生産、将来は月産60万枚計画
◇ 国内FA関連主要6社 4~6月期、全社が増収増益、見通しに一部不透明感も
◇ ルビコン 4~6月期、赤字が売上を上回る、研磨リソースを共有へ
◇ NEDO、新プロジェクト開始、次世代ロボット技術開発
◇ 大日本住友製薬ら、iPSで共同研究、パーキンソン病治療に
◇ JAXA、低飛行音の音速機 試験飛行に成功
◇ SEMITEC 4~6月期、7%増収も減益に、OA・産機など販売好調
◇ イリソ電子工業 4~6月期、車載好調で過去最高、安全系の搭載が後押し
◇ 大泉製作所、4~6月期は赤字に、3極生産体制を構築
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