世界自動車市場、HEVが32%の高成長
長期的にはBEVシフト進む、各国充電インフラ整備が後押し
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2023年の自動車世界市場は前年比12%増の2桁成長となった。なかでも、HEVは電気自動車(BEV・PHEV・FCV)を押さえ、前年から約30%増の高い成長率を記録した。一部ではBEVの失速を懸念する声も聞こえてきているが、ボッシュ日本法人の社長であるクラウス・メーダー氏は「BEVの普及は、各国政府などによる補助金政策などの有無により、短期的な上昇・下降を繰り返すものの、長期的には着実に成長していく」とコメントしている。果たして今後の電動車市場はどのような成長曲線を描くのだろうか。
(以下、本紙2024年6月27日号1面)
自動車産業・部品
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IT・半導体産業
宮城県、半導体特区に指定、JSMCの準備も進展
キオクシア、借入金の期限延長、2100億円の追加融資枠も
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ブロードコム 24年10月期、売上計画を上方修正、AI関連半導体が上ぶれ
STマイクロ、吉利汽車へ長期供給、共同研究のラボも設立
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プリント回路・実装
TOPPAN、有機インターポーザー、支持体不要で検査可能
ZDテック、25年は過去最高、タイで工場建設中
日本電気硝子、ガラス&セラ基板 次世代PKG向け
電子ディスプレー
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ロヨル、破産申請し経営破綻、有機EL量産で挫折
帝人、松山で新ライン稼働、HUD向けを増強
電池・新エネルギー
旭化成、使用温度範囲を拡大、独自の電解液技術を活用
LiB主要メーカー 1~3月期、売上高は軒並み減少、EV需要減や価格低下が影響
大阪大学、透明PV実用化へ、赤外光を資源として活用
製造装置・材料・FA・ロボット
KOKUSAI、中長期で売上3300億円、GAAなどロジック強化
路芯半導体技術、フォトマスク工場竣工、年産能力3.5万枚を計画
imecとASML、高NA EUV露光装置、オランダにラボ開設
信越化学工業、PKG基板用新装置、中継基板不要に
旭化成、4インチAlNのサンプル、24年度下期から提供
MUSE、5.7億円を資金調達、小売向けロボの展開加速
一般電子部品
ヨコオ、28年度に売上1000億円超、設備投資は年40~60億円
太陽誘電、新車載インダクター、世界初の165℃対応
ミツバ、24年度は減益を予想、為替相場を慎重視
DDSでがん根治に挑む No.1
BNCTは粒子線でがん殲滅、保険承認で研究が加速
産官学のフューチャープラン No.351
京都府 第12回、第一工業製薬
日系EMSの逆襲~各社キーマンに聞く~ No.7
東芝ディーエムエス(株) 代表取締役社長 村井純氏
インタビュー
メック(株) 代表取締役社長 前田和夫氏
Dexory CEO兼共同創業者 アンドレイ・ダネスク氏
太陽誘電(株) 代表取締役社長執行役員 佐瀬克也氏
訪問リポート
コアスタッフ 長野新物流センター