蓄電池、国内投資が続々浮上
政府からの支援が拡大、30年に国内150GWh体制
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蓄電池市場の8割を占め、いまや12兆円規模に達したリチウムイオン電池（LiB）。そのLiB市場において、日本企業はかつて9割のシェアを占めていたが、近年は中国や韓国企業の勢いに押され、現在は1割強のシェアにとどまる。部材における存在感も低下し、現在4大部材（正極、負極、セパレーター、電解液）すべてで中国勢がトップシェアを獲得している。こうしたなか2022年末、日本政府は半導体などとともに蓄電池を「特定重要物資」に指定。今後10年間で約7兆円の官民投資を創出し、蓄電池全体で日本企業の国内外での生産能力を30年までに年産600GWh（全世界の約20％）へ引き上げることを目指す。
（以下、本紙2023年8月24日号1面）
自動車産業・部品
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車載用半導体、在庫は増加傾向続く、中国など需要に不透明感漂う
スズキ 4～6月期、販売数は2万台超増、通期見通しを下方修正
IT・半導体産業
ソニーグループ 半導体事業、23年度予想を下方修正、スマホ向けの回復に遅れ
三菱電機 4～6月期、半導体は増収増益、先行手配の一巡で受注減
熊本市、官民連携で用地整備、半導体関連企業を誘致へ
GF、設備投資額を縮小、下期の案件を一部見直し
ADI、オレゴンの工場増強、投資額は10億ドル以上
クアルコム、需要の回復に遅れ、生成AIを注力領域に
プリント回路・実装
イビデン 電子部門、4～6月は想定上回る、サーバー向け5割半ばに
TTM 4～6月期、大幅減益も防衛好調、マレーシアは年末稼働へ
Jiva Materials、生分解性基板を拡販、インフィニオンとも連携
電子ディスプレー
HCセミテック、珠海市にμLED工場、BOEが筆頭株主に
JDI 4～6月期、営業損失が拡大、下期は加速的に改善
東レ、新規接合材を開発、μLEDを一括実装
電池・新エネルギー
SKC、豊田通商とMOU、北米で銅箔生産を検討
Daqo 4～6月期、営業利益が大幅減、販売量急増も価格が急落
エア・ウォーターと東洋建設、小型のCO2回収装置、海上想定で実証開始
製造装置・材料・FA・ロボット
東京エレクトロン 4～6月期、中国向け売上39％に、生成AI関連で量産受注
レーザーテック 24年6月期、売上高は24％増、受注回復時期はずれ込み
大陽日酸、君津でガス生産拡大、レアガスの設備も増強
メンブリオン、550万ドルを資金調達、イオン交換膜を拡販へ
コラボレイティブ・ロボティクス、3000万ドルの出資獲得、協調ロボを現場に実装へ
Ati Motors、VCから資金調達、自律移動ロボを拡販へ
一般電子部品
東レ、ミリ波吸収フィルムを開発、超薄・軽量で25年量産化
国内電子部品メーカー業績 4～6月期、民生低調で9社が減収に、
7～9月期は回復も弱含み
イリソ電子工業 7～9月、車載回復で増収増益に、通期売上予想も上方修正
産官学のフューチャープラン No.327
青森県 第9回、ハイコンポーネンツ青森
インタビュー
STマイクロエレクトロニクス（株） 日本担当 カントリーマネージャー 高桑浩一郎氏
オリエンタルモーター（株） 営業本部 商品企画部 商品企画課 課長 新井勇輝氏
工場ルポ
テラダイン 熊本事業所