インド市場、半導体PJが本格始動
世界経済の牽引役に、日系企業にも大きな商機
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インド市場への注目度がさらに増している。世界経済が弱含むなか、インドは2023年も高い経済成長を遂げるとみられており、今後、世界経済の牽引役になると期待されている。そのなかで半導体関連の新工場プロジェクトも複数進行しており、電子デバイスの領域でも注目の市場となりそうだ。半導体産業未開の地ともいえるインドの可能性と問題点を探った。
(以下、本紙2023年4月6日号1面)
自動車産業・部品
ZF、23年は売上450億ユーロ超、電動やアフターが拡大
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IT・半導体産業
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米国のCHIPS法、交付条件案を発表、中国での投資など制限
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プリント回路・実装
アオイ電子、新構造のSiP開発、パネル技術でアナログ集積
AT&S、中期事業計画を見直し、IC基板軟調で投資抑制
三井ハイテック LF事業、24年1月期は減収に、車載は増収もスマホ軟調
液晶・ディスプレー
JOLED、事再生法を申請、JDIが再建支援へ
イメージン 10~12月期、売上高は17%増に 営業損も大幅縮小
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電池・新エネルギー
中国PV市場、23年以降も投資加速、セルは570GWの計画浮上
EVEエナジー、瀋陽市にLiB工場、年産能力40GWhを計画
サンフラワー、PV製造に再参入、TOPCon型を生産へ
製造装置・部材関連・FA
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エヌビディア、リソ用ソフトを開発、マスクの生産を効率化
島津製作所 新中計、過去最高の投資計画、北米に新拠点を複数開設
医療・航空・ロボット
ABB、米ロボ拠点を拡張、高度製造施設を11月開設
LOMBY、公道走行向け配送ロボ、スズキと共同開発へ
FBR、8億円強の出資獲得、米国で建設ロボを展開
一般電子部品
京都大学、ダイヤ量子センサー源、簡便な作製法を開発
ローム、シャント抵抗器を拡充、車載機器など小型化
サンコール、EV用磁気センサー、高精度で低消費電力
前線で戦う女性たちの「今」を聞く No.89
日本テキサス・インスツルメンツ合同会社
営業・技術本部 フィールドアプリケーションエンジニア 長谷川クルミ氏
半導体の新しい世界図 No.5
輸出管理の厳格化措置を緩和
化学の力で新たな時代を切り開く 設立70周年を迎えた合成樹脂工業協会のキーパーソンに聞く No.2
群栄化学工業(株) 代表取締役会長 有田喜一氏
インタビュー
インフォーマインテリジェンス合同会社
シニアコンサルティングディレクター 南川明氏
(株)京写 九州工場長 船津修氏
山本光学(株) セフティ&レーザー・オプト事業部
理事 澤野倫宣氏/事業推進部 事業推進課 兼海外課 楠麗菜氏
住友商事(株) Beyond Mobility事業部長 宮崎良人氏
工場ルポ
太陽誘電 八幡原工場新材料棟