半導体設備投資、18年は3％増に下方修正
メモリー投資で温度差、ロジックは減速感強まる
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2018年の半導体設備投資（CapExベース）は、前年比3％増の879億ドル規模となりそうだ。年初段階では5％増と予測していたが、ファンドリー／ロジック投資の減速感が強まったことで、若干の下方修正となる見込み。しかし、引き続きプラス成長は維持できる見通しで、2年連続での過去最高更新は確実な状況といえる。一方、19年に向けてはメモリー投資、とりわけNAND投資の不確実性が強まっていることもあり、予断を許さない状況が続く。
足元の半導体設備投資を牽引するメモリー投資は、年初想定に対して金額的に大きなずれはない。しかし、投資を実行するプレーヤーの構成比に変動が出てきている。最大手のサムスン電子はメモリー投資について、DRAMの短期的な需給調整を図る目的で、平澤工場上層部へのDRAM投資を一部延期している。また、3D-NAND投資についても上期で一服しており、下期のメモリー投資案件が少ないのが実態だ。
（以下、本紙2018年8月9日号1面）
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