産業タイムズ社
新聞情報紙のご案内・ご購読 書籍のご案内・ご購入 セミナー/イベントのご案内 広告のご案内
広告を取得出来ませんでした。
2018/1/18(2279号)主なヘッドライン
仮想通貨マイニング、先端半導体需要を喚起
専用ASICの開発相次ぐ

 ビットコインをはじめとする仮想通貨バブルに沸いた2017年。この勢いは半導体業界にも押し寄せている。仮想通貨の取引台帳の追記によって対価を得られるマイニング(採掘)分野で先端プロセスを用いた半導体需要が急激に伸びており、無視できない存在となってきた。ファンドリー最大手のTSMCでも最先端プロセスで仮想通貨マイニング用途が大きなウエートを占めるようになってきており、業界全体でマイニングに対する関心が高まっている印象だ。
 仮想通貨は取引記録のすべてを追記する必要があり、この追記作業には膨大な計算処理が求められてくる。この追記作業を行い、成功した者には対価として仮想通貨が支払われる。この新たに仮想通貨を得る手段をマイニングと呼んでおり、中国をはじめ世界規模でマイナー(採掘者)が増加している。
 マイニングはいち早く追記作業を成功させた者のみに仮想通貨が支払われる仕組みのため、マイナーはより処理性能に優れたマイニングマシン(採掘機)を求める。同マシンには、演算処理に優れたプロセッサーが搭載され、これがマイニング向けの先端プロセス需要を押し上げている。

(以下、本紙2018年1月18日号1面)



◇ HiDM、300mm工場に装置導入、CISラインを稼働へ
◇ 中国 スマートカー政策、発展戦略の草案策定、20年に販売比率5割へ
◇ 四輪車生産・販売 17年11月度、11カ月累計生産は全社増、
  国内販売は一部で陰り
◇ デンソーとFLOSFIA、車載半導体で協業、酸化ガリウムを応用
◇ 大阪大学産業科学研究所、対話でAIが学習、音声ロボなどに貢献
◇ 三菱商事、農業IoT企業に約5億円を出資
◇ 産総研と富士電機、1200V対応のSiCデバイス
◇ フレクシード、POL事業を始動、パワーモジュール代替も視野に
◇ WLCSP、WLP能力を増強、300mmは2万枚に到達
◇ コネクテックジャパン、新潟に新ライン導入、10μm狭ピッチ接合に挑戦
◇ マイクロン 9~11月期、営業利益率46%確保、DRAM価格上昇で
◇ 韓国政府、LGD新工場を承認、広州のテレビ用有機EL
◇ 錦江集団、昆山に偏光板ライン、19年に2500mm幅を稼働
◇ フラスク、東京化成と契約 材料の製造委託
◇ ファースト・ソーラー、18年度は大幅減収、新モジュールで収益改善
◇ 平煤国能リ電、全固体電池に参入、国能電池科技が共同出資
◇ 理研など、洗濯可能なOPV、PSCの活用も検討
◇ RSテクノロジーズ、プライム市場に参入、ウエハー再生加工も増強
◇ 日本電産リード、半導体検査分野で攻勢、SV社とのシナジー追求
◇ カーボン、2億ドルを調達、3D印刷事業を拡大へ
◇ 産業用ロボット、18年も中国市場が主役、関連各社が現地生産強化
◇ カタリアヘルス、マクニカと連携、健康管理ロボを日本で
◇ 住友電工と理化学研究所、抵抗ゼロの超電導接合、MRIなどの普及に寄与
◇ 東工大ら、新型ドローンを開発、音声検出で要救助者捜索
◇ 金沢大・東大研究グループ、振動発電デバイス、IoT電源を想定
◇ アイオワ州立大学、植物用センサー開発、水分量を高精度で測定
◇ 古河電工、メキシコ拠点が稼働、光ファイバーを積極増産
サイト内検索
広告を取得出来ませんでした。
広告を取得出来ませんでした。