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2017/3/9(2235号)主なヘッドライン
中国スマホ3強、17年は3億台出荷へ
オッポとビーボが急成長、次はインドとアフリカ狙う

 調査会社の予測によると、2017年のスマートフォン(スマホ)市場は15億台に到達する。しかし、伸び率は昨年同様に3%前後と低く、市場の飽和感は否めない。昨年に出荷台数を倍増させた中国のオッポとビーボが今年も高い成長を続け、ファーウェイを先頭に中国3強体制をより強固にすると予測される。

 世界のスマホ市場の上位争いに中国企業が登場するのが定番化している。日本のある電子部品メーカーは、これらの中国企業を「チャイナ・エイト」と呼んでいたが、昨年から「中国3強」と呼び方を変えた。この3社とはファーウェイとオッポ、ビーボのことだ。
 中国のスマホ業界は14年、ファーウェイやレノボ、クールパッド、ZTE、TCLなどが年間4000万~7000万台を出荷してトップ争いを繰り広げた。この年に新興企業のシャオミー(小米科技)がネット直販体制を確立し、年間6000万台を出荷して中国2位に急浮上した。

(以下、本紙2017年3月9日号1面)



◇ 半導体テスト業界、車載需要で盛り上がり、ルネサスが積極投資
◇ テスラ、最大25億ドルを投資、EVモデル3関連に
◇ ボッシュ、eモビリティー部新設、パワートレインの変革を推進
◇ トヨタ、HV販売1000万台突破、世界90以上の国・地域に展開
◇ NEDIA、17年度方針を発表、京都フォーラム 今年も開催
◇ 大光電機、LED照明で新戦略、野外照明分野などに参入
◇ パナソニック、新たな有機薄膜CIS、近赤外線域撮像を可能に
◇ SMIC、17年投資は23億ドル、年内に生産能力11%増強
◇ マイクロソフト、MRキットを出荷、エイサー製で開発者向け
◇ 中国政府、AI研究機関を設立、百度を中核に産学連携
◇ TTMテクノロジーズ、16年営業利益は3倍増、次世代スマホ向け量産準備
◇ メック、新事業所が稼働、4月からサンプル出荷
◇ 日立化成、丸の内に新拠点、ニーズ発掘へ展示場刷新
◇ ハイマックス 10~12月期、DDICの需要堅調、LCOSは当面低調に
◇ AUO 10~12月期、6年ぶり利益率2桁、17年投資550億台湾ドル
◇ LGエレクトロニクス、有機ELサイネージ新製品、55型を組み合わせ
◇ ソーラーフロンティア、CIGSで最高効率、30cm角で19.2%
◇ ポリシリコンの導入量調査、中国の輸入量急増、韓国勢がシェア倍増
◇ フラウンホーファー研究所、多結晶で最高効率 n型で21.9%
◇ ファースト・ソーラー、16年度は大幅赤字、多額のリストラ費用計上
◇ ダブル・スコープ、投資額を2.4倍に、LiB部材を増産
◇ NIMS、メタンから水素製造、太陽光感応型の触媒開発
◇ AMAT 10~1月期、半導体受注5割増、過去16年間で最高
◇ テラプローブ、台湾に新工場建設、17年末完成、日台顧客拡大へ
◇ DNP、NIL用テンプレート複製装置、キヤノンから導入
◇ 重工メーカー 航空宇宙関連部門 4~12月期、売上高は7%減、
  航空エンジンが需要減少
◇ 講談社ら、会話ロボットを開発、鉄腕アトムがモデル
◇ ANA、ロボの活用加速、案内や機体点検など
◇ ZMP、韓国移乗ロボを日本で試験販売
◇ ヒロセ電機 10~12月期、円高で減収減益、自動車と車載は堅調
◇ TDK、振動アクチュエーター、超薄型で低電圧駆動
◇ NECトーキン、米ケメット傘下にリレー事業は売却
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