万博で変わる大阪
鉄道、空港など交通系増強、跡地50万m²の活用に動きも
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2025年4月、大阪の夢洲で大阪・関西万博が開幕する。来場者数は約2820万人を想定しており、世界中から大阪に人が集まることが予想される。それに合わせて鉄道、空港など交通インフラの整備、ホテルの開発など街づくり・都市機能の拡充が進んできた。閉幕後の跡地活用の動きも少しずつ出ており、万博をきっかけに大阪が進化している。大阪・関西万博に関連する街づくりを追った。
■新駅整備、空港のリノベなど進む
大阪・関西万博は25年4月13日から10月13日までの184日間開催され、テーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」としている。参加するのは161カ国・地域と9つの国際機関(11月1日時点)で、参加国が独自で設計・建設するパビリオンは47館となる見込みだ。
会期は約半年と限定的だが来場者数は約2820万人と、かなりの人数を想定している。強気の人数にも見えるが、05年に愛知県で開催された「愛・地球博」では185日間で約2200万人が来場した。大阪はインバウンドに人気の地でもあるため国内だけでなく、国外からも相当数訪れるとみられる。
(以下、本紙2024年12月3日号1面)
関東/中部
首都圏新都市鉄道、TXアベニュー八潮、14店で11日改装オープン、店舗区画拡大、飲食中心に
北海道/東北
藤丸百貨店、複合商業施設に建て替え、上層階にホテルを構想
近畿/中国
イオンタウン、楽々園を6日開業、将来は2期増床も計画
九州/四国
福岡空港国際線ターミナルビル、増改築で免税など拡大、フードコートも新設
街づくり/都市開発
大和ハウス工業、大阪マルビル建て替え、延べ7.4万m²の多機能型、商業、複数ホテルなど
小売業界動向
サンドラッグ 25年3月期下期、DgSとDSで97店出店、純増率は80%超目指す
ロジスティックス
霞ヶ関キャピタル、川崎の冷凍倉庫を着工、26年夏に竣工予定
店舗・施設関連
イオンリテール、ピックアップロッカー、ネット受け取り拡大、宅急便も対象に
ホテル&サービス
森トラスト、東京ワールドゲート赤坂、ワンホテルが日本初出店、客室211室で25年秋開業
外食産業動向
イートアンドHD 25年2月期、下期は純増19店見込む、関東中心に大阪王将出店
デベロッパーに聞く 次世代の商業・街づくり No.455
阪急阪神不動産(株) 開発事業本部 都市マネジメント事業部 部長 奥土恵氏
商いの新しいものさし (株)商い創造研究所 松本大地 No.168
ダイバーシティで成長を続けるメルボルン
インタビュー
(株)サウンズグッドカンパニー 代表取締役CEO 船山浩平氏
(株)東急設計コンサルタント 執行役員 建築設計本部 第1設計統括室長 兼 沖縄事務所長 佐藤盛信氏
経営者の目線 外食インタビュー
(株)七葉 代表取締役 朽網一人氏