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2021/4/6(2390号)主なヘッドライン
東京都再開発、新たなフェーズへ突入
内幸町1丁目が始動、東京駅拠点に周辺一新


「内幸町1丁目街区」で建て替えを計画する帝国ホテル
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 東京都の再開発・街づくりが新たなフェーズに突入した。東京五輪を見据えた計画が続々と完成する一方で、新たな開発も浮上し、案件の“入れ替え”が起きている。有楽町では帝国ホテルの再開発を含む内幸町1丁目街区が始動し、東京駅~有楽町駅間には中低層の建物が多いことから、今後開発が加速し、ウォーカブルタウンとして進化する可能性も出てきた。東京駅周辺では日本橋・八重洲など近接する街の開発が活発で、東京駅を中心としたエリアは一新する。虎ノ門、品川、豊洲などでも継続的に開発が進むほか、完成が見えてきた渋谷でも将来的には開発は続くようだ。

■内幸町1丁目街区は敷地6.5haで再開発
 これまで水面下で進められていた内幸町1丁目街区の再開発がついに動き出す。同計画はJR有楽町駅に近く、大手町や丸の内、銀座、虎ノ門などの結節点であり、日比谷公園にも隣接する都心の真ん中ともいえる6.5haを、3地区に分け大規模開発を行う。オフィスや商業、サービスメントアパートなど多機能を有したミクストユース開発となるほか、三井不動産(株)が帝国ホテルの土地を一部取得し共同で再開発する。同計画は28年度完成の南地区を皮切りに、全体完成は37年度以降を見込んでおり、15年以上にわたる大規模開発となる。

(以下、本紙2021年4月6日号1面)



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