商業施設新聞
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2020/3/31(2339号)主なヘッドライン
ポップアップ、開花へ        
空床解消でニーズ高まる    

東急プラザ渋谷で展開する月替わりのコンセプトストア「111-ICHIICHIICHI-」(写真は開業時のもの)
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 全国の商業施設内でポップアップストア・ポップアップスペース(以下ポップアップ)が拡大している。少子化などの影響で、地方の百貨店やSCでは空床が増えているが、この空床を埋めるテナント側もECの激化や出店資金の問題、働き方改革などで、出店が以前よりままならなくなっている。こうした背景から、期間限定で出店できるポップアップの需要が増えている。将来的には、市場規模2兆円に達する予想もあり、大輪の花を咲かせるか注目だ。

■EC競争激化、働き方改革などが需要押し上げ
 ポップアップとは、数日~数週間のみ出店する期間限定の店舗で、百貨店やGMSの催事から始まったとされ、最近になってポップアップという名称が定着した。
 日本ではデベロッパーがポップアップの誘致を担っており、出店を支援する事業者としては、(株)COUNTERWORKS(カウンターワークス)、軒先(株)、(株)スペースマーケットの3社のみとそう多くはない。しかし、カウンターワークスと軒先の2社に限っても、様々な商業施設でポップアップの出店を支援し、実績を積み重ね、業容拡大を加速している。


(以下、本紙2020年3月31日号1面)


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