商業施設新聞
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2019/12/3(2323号)主なヘッドライン
活況フードコート/フードホール
“食充実”商業施設大胆に展開、面積拡大、空間づくりなど

ららぽーと沼津のFCは1100席を整備
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 ショッピングセンター(SC)や商業施設で「食」のニーズが高まる中、フードコート/フードホール(以下、FC/FH)の存在が注目を集めている。今や集客の核として、滞在時間の延長や来店頻度の向上にも寄与するため、年々面積は拡大傾向にあり、座席数が1000席を超えるSCも少なくない。新設はもちろん、リニューアル時に大規模に展開するなど、大型投資も目立つ。テナント側もFC/FH向けの新業態開発に意欲的だ。モノが売れない昨今、一過性のブームやトレンドに収まらず、さらに盛り上がりを見せている。

■FC、幅広い客層・世代へ対応
 従来のFCといえば、例えばファミリーが買い物のついでに食事をするといった使い方が一般的で、手早く安価に食事を済ませることができるため、SCをはじめとする商業施設には欠かせない存在であった。だが、均質化したテナント、長時間利用を目的としない空間演出などの課題があり、“食事場所の提供”の域を抜け出せなかった。
 だが、時代の移り変わりとともに「食」へのニーズ、興味・関心の高まりがFCを進化させ、上質さや居心地の良さなどの空間づくり、ファミリー層からおひとり様まで幅広いシチュエーションや世代に対応する“集客型FC”が生まれ、ここから派生するように、2016年ごろからFHが誕生した。東京では、16年4月にルミネが「NEWoMan」(渋谷区)に、同年9月にはクリエイト・レストランツグループが恵比寿に「EBISU FOOD HALL」(同)といった現在のFHの先駆け的な施設を開業している。

(以下、本紙2019年12月3日号1面)



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