東京都港区、大開発は止まらず
虎ノ門、品川で数十万m²級も
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森ビルが総延べ86万m²超におよぶ虎ノ門・麻布台地区の再開発を着工した。東京都港区にはこうした大規模再開発が集中しており、開発の規模、案件数は日本随一。港区内には新駅が3カ所開業するなど発展が見込まれ、新駅「虎ノ門ヒルズ駅」周辺で大型再開発が複数進むほか、JRの新駅「高輪ゲートウェイ駅」周辺でも大型案件が控える。東京オリンピックに本格化する事業もあり、東京都港区の進化は止まらない。
■総延べ86万m²超の虎ノ門・麻布台地区が着工
昨今、都内では再開発が各地で進むが、その中でも港区は虎ノ門、赤坂、六本木、浜松町、新橋、田町、品川駅周辺など案件が集中するエリア。さらに麻布、白金などの高級住宅街、表参道といった高級ブランド店が並ぶエリアがある。有力企業のオフィスも多く、ポテンシャルは高い。
この将来性を武器に再開発が加速しており、その中でも特に再開発が集中しているのが虎ノ門地区だ。周辺に大使館が多いことなども特徴で、「虎ノ門ヒルズ（虎ノ門ヒルズ 森タワー）」の開業や同ビル地下を貫通する環状2号線の開通などにより、街のブランド力がさらに上がった。
（以下、本紙2019年10月8日号1面）
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