商業施設新聞
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2019/4/2(2289号)主なヘッドライン
東京都心再開発、19年は渋谷で続々完成
八重洲などが五輪後本格化、築地跡が始動へ

渋谷では完成ラッシュを迎える(画像提供:渋谷駅街区共同ビル事業者)
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 東京オリンピックの開幕まで500日を切った。2020年に向けた再開発ラッシュは終盤に近づき、渋谷駅街区では今秋、高さ約230mにおよぶ「渋谷スクランブルスクエア」が開業する。虎ノ門では「(仮称)虎ノ門ヒルズ ビジネスタワー」などが上棟し、少しずつ新しい東京の姿が見えてきた。その一方で、JR東日本が「高輪ゲートウェイ駅」周辺で計画する超大型開発も本格化し、築地市場跡の活用に向けた議論も開始するなど“五輪の先”の事業も動き出した。東京都心は今後もさらなる変貌を遂げる。

■渋谷は駅街区やパルコ、虎ノ門はオークラが完成へ
 今年の再開発における特徴は、渋谷の完成ラッシュだ。渋谷は東急グループが積極的に再開発を進め、18年9月には「渋谷ストリーム」が開業するなど、他のエリアよりも一歩進んでいた。今秋には、新しいランドマーク「渋谷スクランブルスクエア」の1期施設が開業する。駅街区に47階建て・高さ230mと渋谷で最も高いビルを整備する事業であり、地下2階~地上14階は営業面積約3万2000m²の商業施設、17~45階は賃貸面積約7万3000m²のオフィスを導入する。屋上などには展望施設を設け、230mの絶景を体験できる施設とする。
 駅周辺では今秋、東急プラザ跡で「渋谷フクラス」が完成し、東急プラザが再出店する。さらにパルコ跡を含む「宇田川町14・15番地区」も10月に竣工する見通しで、秋に大型3案件が完成・開業する。

(以下、本紙2019年4月2日号1面)



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