9:30~10:40(70分)
CMOSロジックに見るトランジスタ構造と役割り
―― 四つの言葉でトランジスタ構造を攻略しましょう ――
10:40~12:00(80分)
主要デバイスのトランジスタ動作をもう少し詳しく
―― ロジックとメモリ(DRAM、フラッシュ)について ――
エスアンドエスセミコン(元㈱日立製作所 半導体事業部) 川本 洋
12:50~14:50(120分)
<半導体製造プロセス>
半導体製造プロセスは、なんのためにあるのでしょうか
―― なぜウェハを大口径化し、なぜ高額な装置を導入するのか ――
<Si(シリコン)ウェハ>
半導体を作り込む「シリコン・ウェハ基板」
―― なぜSi/円形/大口径化など、ウェハの役割り ――
<洗浄>
半導体製造の大敵:ゴミを徹底的に排除する
―― ウェハにゴミが付着するとどうなる ――
<成膜>
導電膜や絶縁膜などをウェハ全面に形成する
1.熱を利用して酸化膜(SiO2膜)を形成する
―― 大量に処理するバッチ式とウェハ一枚づつ処理する枚葉式 ――
2.熱やプラズマによるガス反応を利用して成膜するCVD(Chemical Vapor Deposition)
3.金属の塊が砕け、飛び散って付着するスパッタリング(PVD:Physical Vapor Deposition)
4.多層配線工程で使用するCu(銅)電解めっき
<リソグラフィ(露光)>
(エッチングで)加工したくない領域をレジストでブロックする「パターニング」
―― リソの仕組みと役割・様々な手法/マスク・レジスト・現像・アッシングも踏まえて ――
<エッチング>
レジストでブロックされていない領域を削り取り、ウェハ全面に形成した膜を様々な形状に加工
<イオン注入・熱処理>
ヒ素やリン、ボロンの不純物を注入し活性化する「 イオン注入・アニール工程 」
1.シリコン・ウェハに特定の電気特性を持たせる
2.半導体素子(トランジスタ)の性格付けを行う(n型、p型)
<平坦化>
リソグラフィ(露光)のために、成膜後の表面は常に凹凸なしにする
―― CMP(Chemical Mechanical Polishing:化学機械研磨) ――
凹凸のある形成膜の表面を、Chemical(化学研磨剤)やパッドなどを使って、Mechanical(機械的に)Polishing(削って)平坦化
<半導体ファブ(工場)>
半導体ファブ内の装置レイアウトは
―― 装置配列はプロセス順ではなく、ベイという考え方 ――
第2部担当:エスアンドエスセミコン(元㈱日立製作所 半導体事業部) 川本 洋
15:10~18:00(170分)
PartⅠ
ウェハ前処理工程Ⅰ『 フロントエンド・プロセス 』
CMOSロジックの多層配線が形成されるまで
―― 主要6ブロックを紙芝居で見る ――
素子分離、ウェル形成、ゲート形成、サイドウォールとソース/ドレイン形成、シリサイド化、Wプラグ形成の6工程
PartⅡ
ウェハ前処理工程Ⅱ『 バックエンド・プロセス 』
CMOSロジックの多層配線が形成されるまで
―― Al多層配線とCu多層配線 ――
加工してから埋め込むAl配線と埋め込んでから加工するCu/low-k配線
PartⅢ
後工程『 パッケージング・プロセス 』
出来上がったLSIをパッケージする
―― パッケージングの役割りと組立工程、そして出荷へ ――
*講演タイトルは、講演者は都合により変更することがありますので、ご了承ください。
9:30~10:30(60分)
『 半導体とは? 』どんな電子デバイス
―― 半導体が動作する基本原理/記憶すること & 演算すること ――
(株)ルネサスエスピードライバ デバイス開発部デバイス開発第二課
主任技師 夏目 秀隆
10:30~12:00(90分)
『 トランジスタ 』はどのようにして作る(前工程:フロントエンド・プロセス)
―― 90~65nmノード対応のトランジスタ形成、 そのプロセス技術と必要な装置・材料 ――
(株)ルネサスエスピードライバ デバイス開発部デバイス開発第二課
主任技師 夏目 秀隆
12:50~14:20(90分)
『 多 層 配 線 』はどのようにして作る(前工程:バックエンド・プロセス)
―― Al多層配線とCu/low-k多層配線 そのプロセス技術と必要な装置・材料 ――
ルネサスエレクトロニクス(株) 生産本部 プロセス技術統括部
プロセス成膜技術部 主管技師 藤澤 雅彦
14:30~15:20(50分)
『 パッケージ 』はどのようにして作る(後工程:パッケージング・プロセス)
―― パッケージング・プロセスと必要な装置・材料 ――
ラピスセミコンダクタ(株) 生産本部 デバイス開発部
スマートデバイス開発プロジェクト 小林 治文
15:40~16:30(50分)
半導体デバイスの進化を担う最新パッケージング技術
―― さらなる高集積化・高機能化・高性能化を確保するためにパッケージ形態が変貌する ――
ラピスセミコンダクタ(株) 生産本部 デバイス開発部
スマートデバイス開発プロジェクト 小林 治文
*講演タイトルは、講演者は都合により変更することがありますので、ご了承ください。
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