電子デバイス産業新聞(旧半導体産業新聞)
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2017/6/29(2251号)主なヘッドライン
車載コネクター市場、ADAS普及が成長牽引
多極化と高速化加速、自動運転で一段の高信頼性

 車載コネクターは、コネクター市場全体の約5分の1を占める約1兆2000億円の市場規模を形成している。足元では排ガス規制と燃費向上ニーズに伴ってパワートレイン系が進化しており、コネクターの需要拡大を牽引している。今後をにらんでは、安全・安心機能を実現するADAS系(先進運転支援システム)と、その延長線上に位置する自動運転に大きな成長のポテンシャルが潜んでおり、さらなる性能向上が求められそうだ。

 車載コネクターのアプリケーションは、エンジンおよび駆動周りのパワートレイン系、カーナビやテレビなどインフォテインメント系、エアーバッグを主体とするセーフティー系、そしてスイッチやメーター関連のボディー系という4系統に分類できる。各系統の市場規模はほぼ4等分で構成される。
 パワートレイン系における進化の方向性は、排ガス規制対応と燃費向上の2つ。ともにセンサー信号が増大するため、コネクターは多極化を迫られることになる。

(以下、本紙2017年6月29日号1面)



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