電子デバイス産業新聞(旧半導体産業新聞)
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2016/1/14(2176号)主なヘッドライン
電子デバイス天気予報、スマホ減速で正念場
iPhone減産の影響大、電子部品は員数増でカバー

 2016年の電子デバイス市況は、マクロ景気の後退とスマートフォン(スマホ)の減速で正念場を迎えている。ここにきて表面化してきた米アップルのiPhone減産の影響は今後、部品メーカーの業績に色濃く反映されてくるとみられ、15年後半から続くデバイス市況の軟調を16年も引き継ぐことになりそうだ。スマホの成長鈍化という課題に直面するなか、部品メーカー各社は新たな成長分野を見出すことができるのか。16年は今後の市場動向を占ううえでも大きな試金石となりそうだ。

 15年のスマホ出荷台数は、前年比10%増前後の約14億台で推移したもよう。14年が2割以上の台数成長を記録したことを考慮すれば、台数ベースでは明らかに成長ペースが鈍化傾向にある。16年はついに1桁台の成長率に落ちるとみられており、前年比7~8%増の約15億台が市場のコンセンサスとなりつつある。

(以下、本紙2016年1月14日号1面)



◇ 自動車生産・販売 10月実績、国内は減産傾向続く、トヨタらが国内販売で攻勢
◇ ジャガー・ランドローバー、スロバキアに新工場、初年度に15万台生産
◇ デンソー、新型プリウス向け運転者支援機器
◇ ルネサス、熊本でパワー増産、滋賀工場から生産移管
◇ ローム、無線モジュール スマコミ規格取得
◇ SKハイニックス、半導体職業病への補償決定、独立した支援委員会設置へ
◇ TI、IoT事業を本格化、クラウド領域にも進出
◇ IDT、ZMDIの買収完了、車載ビジネスを本格化
◇ AMD、新型SoCをデモ、GPU・CPU性能を向上
◇ 図研 新中期経営計画、営業益倍増の30億円、北米・アジアを強化
◇ キョウデン 4~9月期、電子事業は2割増収、EMS事業の拡大寄与
◇ 表面技術協会セミナー、新電池とめっき 1月19日開催へ
◇ FUK、貼り合わせ装置開発、曲面ディスプレー用に
◇ グンゼ、カーナビ用タッチパネル、17年度から供給開始
◇ 住友化学、タッチセンサー増産、韓国で有機EL用1.4倍に
◇ ジャパンディスプレイ、第2世代タッチ 量産出荷を開始
◇ エガリム、採光型PVを開発、ホログラムで光を濃縮
◇ 日清紡メカトロなど、ハイブリッドPVを開発、光&熱を農業などに応用
◇ 長州産業、新型PVセル開発、コスト半減、セル効率23%
◇ 九工大、非白金のFC触媒 高い出力電流実現
◇ 韓国製造装置メーカー、設備投資拡大で好業績、セメスは1兆ウォン突破
◇ アトリエ イシカワ、半導体工場にインダストリー4.0、高効率・高歩留まりライン構築
◇ 横河電機、トルコ企業を買収、制御システムを強化
◇ 富士通ら、手袋型センサーを開発、医師の触感をデータ化
◇ 産業用ロボット、「ポスト自動車」の開拓急務、SI不足が大きな課題に
◇ 鳥インフル診断デバイス、阪大産業科学研が開発、グラフェン基板を活用
◇ シンガポール国立大学、1人乗り航空機 70kgまで搭乗可
◇ 山形大学、バイオセンサーに注力、ストレスチェック狙い
◇ TDKら3者、トライジェンに出資、デジタル音源を強化
◇ 山口県、新たな誘致広報開始、用地取得の80%を補助
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