商業施設新聞
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2018/3/6(2234号)主なヘッドライン
沖縄リゾートでホテルラッシュ  
海岸沿いなど開発計画50件

「イラフ SUI ラグジュアリーコレクションホテル沖縄宮古」のイメージ
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 沖縄県は、2021年度までに入域観光客数1200万人(国内客800万人、外国客400万人)を目標に掲げ、「世界水準の観光リゾート地」へ取り組んでいる。17年の入域観光客数は、前年比9.1%増の939万6200人となり、同年のハワイ入域観光客を上回った。だが、滞在日数は及ばず、それにはホテル不足が指摘されていることから、建設ラッシュにある。50件以上の計画があり、海岸沿いのリゾート開発が活況を迎えている。

■進むインフラ整備
 沖縄県では12年に那覇空港LCCターミナルが供用開始、13年に新石垣空港が開業、14年には那覇空港新国際線ターミナルが開業した。これらにより、入域観光客数も右肩上がりに増えている。
 特に国際線ターミナルの整備で外国人旅行客が増えており、17年の入域観光客数のうち、外国人観光客数は前年比22%増の254万人で過去最高を記録。クルーズ船寄港も急増している。17年の沖縄県の入域観光客数は939万6200人で、17年のハワイの入域観光客938万2986人を上回った。
 しかし、沖縄県における観光客1人当たりの消費額は約7万5000円で、ほぼ横ばいで推移している。一方、ハワイの観光客は日本人を中心とした外国人や米国本土からが多く、長距離移動を経て訪れる人が中心のため、長期間滞在する。沖縄の国内外客を含めた平均滞在日数は3.71日(16年度)に対して、ハワイは約9日(17年)と言われており、まだまだ日本人観光客が中心の沖縄とは宿泊費をはじめとした消費額に開きがある。

(以下、本紙2018年3月6日号1面)



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