商業施設新聞
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2018/2/13(2231号)主なヘッドライン
京都 空前のホテル計画
 

大型改装を計画する「ホテルグランヴィア京都」
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 古都京都でホテルの新設・改装件数が急増している。京都駅や河原町・烏丸などの市内中心部に加え、その周辺、さらには府内全域にわたり、ホテルの新設計画が浮上。京都初出店はもちろんのこと、旗艦店や新業態店など、計画はバリエーションに富む。既存のホテルも、過去に例を見ない高稼働が続いており、大型改装や増床に踏み切る考えだ。京都では、今まさに空前のホテル計画旋風が巻き起こりつつある。

■20年に1.3兆円目標
 京都市が2016年10月に策定した京都市宿泊施設拡充・誘致方針では、20年に市内全体で約4万室分の宿泊施設が必要になるとした。15年時点の客室数は約3万室であることから、宿泊施設不足は当面続くとみられる。また、同市は14年に京都観光振興計画2020を策定したが、同計画の目標値である外国人宿泊客数300万人と観光消費額1兆円は、16年にいずれも前倒しで達成。そのため、観光消費額は20年に1兆3000億円まで増やす方針を明らかにしている。
 このような高い目標設定と、それを裏打ちする結果を基に、京都市では宿泊税の導入を決定。早ければ10月ごろに施行される予定だ。

(以下、本紙2018年2月13日号1面)



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