商業施設新聞
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2017/8/1(2204号)主なヘッドライン
テーマパーク、開発競争熾烈     
TDR、USJが大型投資

 テーマパーク業界各社の開発が全盛期に突入しつつある。各社はアトラクションやパレードの増強・更新、拡張を図り、将来に向けた投資を相次いで発表し、とりわけ国内2強が大型投資を敢行する。客層はファミリー層だけでなく、若年層からシニア層まで幅広く取り込み、最近はインバウンドの来場も増えるようになった。参加型や時間帯の見直しで集客力が増したことが背景にあり、その結果、年間入場者数が過去最高を更新している施設もある。今後もインバウンド客の取り込みを視野に入れ、大型投資により施設充実を図り、一層の集客を狙う算段だ。

■過去最高に迫る入場者数
 ここ数年、テーマパークの入場者数は右肩上がりで伸びている。「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)」は入場者数の過去最高記録を3年連続で更新。「ハウステンボス」も2015年度に、15年ぶりとなる300万人超えを達成した。「サンリオピューロランド」も、16年度に開業以来2番目の高水準となる180万人を記録。「東京ディズニーリゾート(TDR)」に至っては、23年までの目標であった3000万人を、13年度にあっさり超えてしまった。
 入場者数が増えた要因は2つある。ひとつは、アトラクションやパレードの充実。TDRの新アトラクションの「ニモ&フレンズ・シーライダー」や「ミニオン・ハチャメチャ・ライド」の開業は記憶に新しい。加えて、各社はパレードの更新も実施しており、以前は“観賞”するパレードであったが、今では“参加”するパレードが主流を占める。
 もうひとつは、時間帯や年齢層など、新たな需要を喚起したことである。これまでは昼の来場が多かったTDRも、夜にプロジェクションやパレードを実施することで、昼も夜も賑わうようになった。ハウステンボスのナイトプールも同様に、夜の需要を掘り起こした。

(以下、本紙2017年8月1日号1面)



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