商業施設新聞
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2017/7/18(2202号)主なヘッドライン
古都・奈良の魅力発信    
ホテル、観光施設の開発活発

 古都・奈良で観光を軸にした開発が活発だ。2016年3月に「JWマリオットホテル奈良」の進出が発表されたほか、外資系高級ホテルや滞在型ホテルの誘致、貴重な文化財を活用した観光・交流・体験拠点整備など、本紙まとめでは24件の計画が持ち上がっている。奈良は京都に次ぐ歴史的建造物を擁しているなど豊富な観光資源がありながら、そのポテンシャルを活かせていなかったが、改めてその観光拠点としての価値に注目が集まっている。こうした計画が、奈良の魅力を国内外に発信できるのか。注目の奈良の開発を追った。

■短い滞在時間
 「東大寺」「法隆寺」など歴史的価値の高い観光名所が豊富な古都・奈良。しかし、観光客は大仏を見て奈良公園の鹿と戯れて帰る日帰りコースが大半だという。滞在時間が短いと、その分買い物をする時間も短くなるため、観光の恩恵を受ける商店街や周辺の店舗はさほど多くない。
 元々、奈良は宿泊客室数が全国の各都道府県と比較して少なく、13年時点で奈良県は全国で最下位の9055室(厚生労働省の衛生行政報告例ホテル営業、旅館営業の合計客室数)となっている。
 旅行客は、新幹線のアクセスが良い京都や大阪のホテルで宿泊する傾向が強い。昨今のインバウンドも同様だ。
 観光客の滞在時間を増やすには、宿泊施設の確保がカギとなる。行政もかねてホテル誘致に積極的である。

(以下、本紙2017年7月18日号1面)



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