居酒屋各社、焼き鳥業態に一斉シフト
鳥貴族に追随
焼き鳥居酒屋業態の鳥貴族の独走が続く中、“第二の鳥貴族”を狙い、居酒屋各社の焼き鳥業態へのシフトが強まっている。居酒屋大手のワタミは2017年度に三代目鳥メロへ37店を業態転換、コロワイドはやきとりセンターを10店程度、チムニー、大庄、エー・ピーカンパニーなども焼き鳥業態を多店化する方向である。投資額が少なく、業態転換がしやすいことも理由にある。「焼き鳥」は低迷する業界の救世主になれるか注目される。
■居酒屋業態は8年連続の前年割れ
日本フードサービス協会によると、2016年の外食市場は対前年で2.8%増と推移し、2年連続で前年を上回ったが、一方でパブレストランや居酒屋業態は7.2%減と、8年連続して前年を下回る厳しい状況となっている。若年層を中心にアルコール離れが進んでいることや家飲みの定着、宴会需要の減少などが大きな要因とみられる。これにより総合居酒屋を中心に、店舗リストラや業態転換など試行錯誤を続けている。
(以下、本紙2017年6月13日号1面)
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