関西商業施設 生き残りへ続々改装
人気店、子育て対応で集客 開発地減少も後押し
商業施設の鮮度を保つには、改装が不可欠である。時代のニーズや消費動向に合ったゾーニングや、話題の店舗を導入するなど、各施設で工夫を凝らしながら取り組んでいる。関西エリア(大阪、京都、滋賀、奈良、和歌山、兵庫)においても例外ではない。特に関西エリアでは、地理的にも新たな広い開発地が確保しにくいと言われているほか、商圏規模も首都圏と比較して小さいため、新規開発よりも改装や建て替えなど、既存施設のブラッシュアップに力を注ぐ施設が目立つ。関西エリアの改装動向を追った。
■新規の開発地が少ない関西エリア
海と山に挟まれ、平野が少ない狭い地形が特徴の関西エリア。商業施設はもちろん、物流施設でも新たな開発の際には、広くて交通アクセスの良い土地がなかなか見つからないという。さらに、郊外出店が主流であった大型商業施設の新規開発は、ここ数年勢いを無くしている。コンパクトシティ化の流れから、大型商業施設でさえ、駅直結の立地が人気となっている。近年開業した「あべのキューズモール」や「イオンモール京都桂川」などが駅直結の大型商業施設として挙げられるが、駅チカの広い土地はなかなか簡単には見つからないという。
(以下、本紙2017年4月18日号1面)
関東/中部
鉄道会館 グランスタ2期を開業
北海道/東北
ヨークベニマル 山形県高畠町で複合
近畿/中国
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九州/四国
イオンタウン姶良 4月22日東街区開業
アジア/海外
ニトリHD 中国出店を加速
小売業界動向
平和堂 17年度 新規出店はSM 1店
街づくり/都市開発
新さっぽろ駅周辺地区 事業者に大和ハウス工業
ホテル&サービス
オリックス不動産 箱根・芦ノ湖 はなをり 8月1日オープン
JR四国 高松に宿泊特化新ホテル
外食産業動向
ディーンアンドデルーカカフェ 地方都市へカフェ初出店
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