北関東3県の商業開発 郊外店はHC競争激化
物流は茨城が一大集積地に
北関東3県(茨城県、栃木県、群馬県)の商業施設開発動向に変化が出てきた。ヤマダ電機の大規模閉店で家電戦争が一段落したことが背景にあり、これに代わってホームセンター(HC)、家具店などの出店が活発化。圏央道など道路インフラの整備も進んでいることから、物流施設の開発も積極化している。
■自動車社会で郊外出店が主流、かつては家電出店の主戦場
茨城県、栃木県、群馬県の北関東3県は首都圏に接することもあり、以前から商業施設の出店が活発なエリア。人口100人あたりの自動車所有台数で群馬県、茨城県、栃木県が全国トップ3を占めていることも、ロードサイド型店舗の出店が進む要因だ。
3県におけるここ数年の大店立地法の新設届け出件数は、12年度48件、13年度55件、14年度48件で、この3年がピークとなった。これを牽引したのが家電量販店で、12年度の48件中、13件が業界トップのヤマダ電機、2件がケーズホールディングスの出店計画だった。
(以下、本紙2017年1月31日号1面)
関東/中部
ベイシア/勝浦市に来春出店
北海道/東北
伊徳/能代市に4棟複合
近畿/中国
三井不動産/ららぽーと甲子園改装/3割の44店を刷新
九州/四国
メガセンタートライアル/熊本県大津町に計画
小売業界動向
ハピネス・アンド・デイ/17年8月期出店/6~7店を計画
街づくり/都市開発
東京・府中基地跡地利用/利用計画素案を公開
ホテル&サービス
ハイアットと相互物産/浦安に365室のホテル
ロジスティックス
アマゾンジャパン/川崎で物流ロボ導入
店舗・施設関連
ローソンとパナソニック/完全自動「レジロボ」実験
外食産業動向
タリーズコーヒー 16年度/出店上積みで42店純増
【連載】
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