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第14回

Shune365、秦野市で植物工場の開所式実施、LED光で無農薬野菜栽培、工場拡張も検討


2015/11/17

開所式で挨拶するShune365の伊藤広生社長
開所式で挨拶するShune365の伊藤広生社長
 (株)Shune365(シュンサンロクゴ、神奈川県秦野市平沢183-10、Tel.0463-82-1831)は、日鍛バルブ(株)平沢工場(所在地は本社に同じ)の既存建屋内に植物工場を設置し、開所式を実施した。今後、工場の拡張も検討している。

 Shune365は、エンジンバルブの製造などを行う日鍛バルブの100%子会社でLEDの光で安全・安心な無農薬野菜の栽培・販売を目的に4月27日に設立している。

工場外観
工場外観
 日鍛バルブの平沢工場は、VCP(Variable Cam Phaser)の生産を目的に同社が既存工場を取得したものだが、その後VCPの生産を本社工場に集約したため、5年前から遊休資産となっていた。この遊休資産の有効な活用方法の検討を進めた結果、植物工場として活用する案が浮上。4月にShune365を設立し、5月から建屋の改装および設備の導入などの工事に本格着手した。9月1日からテスト栽培を開始しており、9月末には初収穫している。開所式が行われた10月27日現在では、2回目のテスト栽培を実施しており、12月の本格販売の前に最適な栽培条件や標準的な作業手順、栽培棚の管理方法や栽培環境モニタリングシステムの活用方法、顧客ニーズとの統合システムを検討しながら鋭意テストを行っていく。

植物工場内部
植物工場内部
 植物工場は、5階建ての建屋の2階部分314.87m²に1億数千万円を投じて設置されている。(株)キーストンテクノロジーの最新型LED植物栽培ユニット「Agri Oh!(アグリ王)」を50台導入。生産能力はミックスレタス日産約1000パックで、現在の施設規模で年間6000万円の売り上げを目指す。

 栽培品目は、通常のサラダ用葉野菜だけでなく、機能性葉野菜やハーブ類、エディブルフラワーを栽培し、レシピを含めて提案していく方針。付加価値のある商品作りを目指す。

 また、3~5階部分にも植物工場を導入することを検討している。各階に現在の工場と同等規模の工場を設置することが可能で、最大現在の4倍規模まで拡張可能。今後の事業の状況などを見ながら拡張していく方針だが、順調に進めば、16年度にも拡張工事に着手する。

 Shune365では、日鍛バルブで長年培ってきたトータルプラントメンテナンスの考え方や、業務改善、原価改善のノウハウを十二分に発揮し、自動車部品メーカーならではの合理的、効率的な考え方を植物工場の運営に生かしていく。

 Shune365は、秦野盆地の真ん中にあり、秦野名水をふんだんに利用して野菜を育てている。全国名水100選に選ばれている秦野名水とともに、長く愛されるブランドを目指すとしている。
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