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東京ガス(株)


ベストミックスでBCP強化と省エネ効果最大化

東京ガス(株)
【本社】〒105-8527 東京都港区海岸1-5-20 Tel.03-5400-7787
【URL】http://eee.tokyo-gas.co.jp/
【主要製品/サービス】都市ガス、ガスコージェネレーションなど都市ガスシステム、新厨房機器「涼厨」
【担当部署】都市エネルギー事業部 公益営業部

医療施設のベストパートナー

 医療施設、介護施設は、地域の人々に日々、安心感を与え、心身が弱った時の拠りどころとして献身的な活動を続けているが、大規模災害が発生すると、それらの施設の担う役割は増し、特に救急病院、災害拠点病院、地域医療支援病院等では、人命救助の最後の砦として機能することが求められる。
 東京ガスでは、東日本大震災以降、災害時および突発時の停電や計画停電への備えに対する意識が一段と高まり、また、エネルギーコストの削減要求に対して、「医療施設の明日を考えるビジネスパートナーとして」、平常時も非常時にも医療施設の活動を支えるための総合的なソリューションを提供している。
 東京ガスでは、これまで約900件にのぼる医療施設への都市ガス・電力の供給実績があり、また、日本病院会、全日本病院協会、東京都病院協会、日本医療福祉設備協会等の諸団体が開催する講演会、セミナー等の各種企画に参画しており、医療業界に深く関わっている。更には、全日本病院学会、日本医療福祉設備学会、国際モダンホスピタルショウ、HOSPEX Japanといった学会やイベントを通じて、東京ガスの取り組みについて様々な情報発信を行い、天然ガスの普及に取り組んでいる。
 東京ガスでは、①「災害に『強い』病院へ」として、冷暖房、エレベーターなどが使える電源システムの構築、継続可能なエネルギー供給体制の構築、温かい食事の提供、BCP強化といったテーマを解決し、また、平常時においては、②「効率的『ムダのない病院』」として光熱水費削減、アウトソーシングによる業務の最適化、補助金を活用した省エネルギー設備の導入を支援し、さらに、③「人と地球に『やさしい病院』へ」として、「患者さまにも医療スタッフの皆さまにも快適なアメニティ空間の提供」、地域に環境性をPRできる病院づくり、「患者さまが満足するおいしい食事を提供」するという、3つのテーマを高次元で実現するため、これまでに培ったノウハウをフル動員した「エネルギーのベストミックス」を提案し、医療施設のニーズや課題に対し、顧客とともに解決策を探しながら、最大の満足が得られるよう努めている。

エネルギーのベストミックスで最適化

エネルギーのベストミックス
エネルギーのベストミックス

 エネルギーのベストミックスとは、エネルギーの需給を多重化し、また、さまざまな省エネシステム・装置を組み合わせることで、安定供給とコスト、効率の最適化を実現するもので、例えば、大規模病院に対しては、ガスコージェネレーションシステム、商用電力からの受電、非常用発電機の3系列により、通常時はガスコージェネレーションシステムからの発電電力と、商用電力との系統連系による電力供給、停電時ではガスコージェネレーションシステムと非常用発電機を稼働させることで必要な電力を確保するという、通常時はランニングコストを抑え、非常時では高いセキュリティを実現する。
 また、ガスと電気を併用した熱供給システムは、エネルギーの多重化により災害時や機器の故障時にも柔軟な対応が可能である。このほか、涼しい厨房を実現する調理設備「涼厨」の豊富なバリエーション、93~95%もの熱効率を実現する給湯器「タフジェット」、進化が著しいガスヒートポンプなどを多彩な製品を揃えている。

震災後、ガスコージェネレーションシステムの設置が加速


 中核となるガスコージェネレーションシステムは、必要な場所で電気をつくり、同時に発生する廃熱を冷房・暖房・給湯・蒸気などに有効利用する分散型エネルギーシステムで、万が一停電になった場合でも、ガスコージェネレーションシステムの導入により、重要負荷に長時間にわたり安定した電力を供給することが可能である。
 国のエネルギー政策においても、ガスコージェネレーションシステムは重要な位置づけとなっており、ガスコージェネレーションシステムの普及はますます拡大している。
 東京ガスエリアにおいては、ガスコージェネレーションシステムを採用した病院が、震災以前は10年間で120病院ほど、震災以降は、2014年3月までの約3年間で49病院に達し、採用が加速しており、災害時対応と通常時のコスト最適化ソリューションにおけるデファクトスタンダード(=事実上の標準)、「標準装備」の位置づけとなっている。
 東京ガスでは、中小規模の病院、老人保健施設、特別養護老人ホームに最適な小型ガスコージェネレーションシステム「ジェネライト」(5~35kW発電)、そして大規模病院に対しては、300~700kWクラスのガスコージェネレーションシステムを用意し、多くの採用実績がある。

経産省、環境省、都が補助金

 省エネ性、セキュリティ性において優れたガスコージェネレーションシステムには、経済産業省や環境省、東京都の補助金制度が整備されており、東京ガス関連で2008~13年度に計418件の採択があった。病院・福祉施設を対象とした経済産業省「分散型電源導入促進事業費補助金(うちガスコージェネレーション推進事業)」(補助率2分の1以内)は、13年度までに77件、環境省の「低炭素価値向上に向けた二酸化炭素排出抑制対策事業費補助金(病院等へのコージェネレーションシステム緊急整備事業)」(補助率2分の1以内)は、13年度までに22件が採択され、さらに、東京都「医療施設自家発電施設整備事業(都内の病院)」(補助率3分の2以内)は、12年度までに12件の採択があった。

補助金の申請・獲得までをサポート

 東京ガスでは、最適な補助金の提案はもとより、詳細な書類作成など繁雑で不慣れな申請の手続きから獲得にいたるまでの一連の作業を強力にサポートしている。
 ガスコージェネレーションシステムは、使用する施設、使用状況により異なるものの、補助金無しでも初期投資は数年で回収できるが、そこに、補助金制度が整備されているため、システム導入の加速につながっている。

地震防災対策に二重三重の安全装置

高・中圧ガス導管の曲げ試験
高・中圧ガス導管の曲げ試験
 東京ガスでは、LNGの輸入からガス製造、導管による供給まで一貫した厳しい地震防災対策基準に照らした、二重三重の安全装置を施した強固な「バリューチェーン」を構築している。都市ガスは、工場で製造しループ状に敷設された高圧導管で首都圏一円に送られ、さらに高圧導管から圧力を落とし、枝分かれする中圧導管、低圧導管にて、工場や病院などの施設に供給されている。
 大規模な医療施設に対しては中圧ガス導管を通じて直接ガスを供給するが、この中圧ガス導管には強度や柔軟性にすぐれた「溶接接合導管」が使用され、180度の曲げにも耐えるように製造されており、阪神・淡路大震災においてもガス供給継続の実績があり、高い耐震性が確認されている。
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